2009年8月 大阪の鉄チャン 足尾のフォード で 大はしゃぎ!



大正時代の末期、銅山で栄えた栃木県足尾の町では、それまでの馬車軌道に代わって
足尾銅山工作課がガソリンエンジンを動力としたオリジナルの機関車を登場させたんですな
昭和20年代の後半まで人々や荷物を運んで足尾の町じゅうを走りまわっていたそうですわ
残念ながら保存されることも無く、人々の記憶の彼方からも消えようとしていたこの日
50年以上ぶりに足尾の町に復活したんですわ

今日はNPO法人 足尾歴史館で大はしゃぎ!ですわ




大正末期に流行した米国製自動車のA型フォード、これのエンジンとボンネット部分を使った愛嬌のあるスタイルの機関車
これが今回復元されたガソリンカー 「足尾のフォード」 ですねん、勿論、走りまっせ
フロントグリルのフォードのマークが渋いですなぁ

当時の車両はおろか部品さえも残っておらず今回は完全に新規の製作になりましてん
数枚の写真と同型機の復刻図面、人々の記憶をもとに、当時と全く同じ寸法、同じ仕様で作られてますねん
驚くことにエンジンは当時と同じA型フォード、約80年前のものを千葉県で探し出してきて使ってるんですわ
せやからエンジン音も当時と全く同じですねん




2009年8月8日 「ガソリンカー祭」と銘打って復活したガソリンカー「足尾のフォード」の出発式が行なわれましてん

大勢の方々にお集まり頂きました

レイルマガジン名取編集長から祝辞を頂きました

いよいよテープカットです

満員のお客さんを乗せて元気に走り出しましてん




当時、ガソリンカーが牽引する旅客列車はいつも決まった時間に走るので「定時」と呼ばれていたそうですねん
後ろに繋がる遊園地おとぎ列車風の客車は向ヶ丘遊園地から払い下げを受けたものですわ
ちょっとアンバランスかも知れませんけど、今後の客車の復元にも期待しまひょ




旅客列車の合間を縫って貨物列車も走りましてん、これも格好よろしいなぁ
この機関車は1分の1模型にも見えるかも知れませんけど、特定の番号の車両をモデルにしたんとは違いますねん
No.14と命名されましてん、これは現役当時の同型最終機のNo.13の続番、50年ぶりの増備っちゅうことですねん




この広場はもとは公営のアイススケートリンクやったんですな
使われんようになったんで一昨年から軌間610mmの線路を敷設開始、昨年から暫定開業してたんですわ

「足尾のフォード」復活まで足尾歴史館の主力であった加藤製作所製4トン機関車「加藤くん」も大活躍ですな



加藤4トンも、実は貨物列車の方がお似合いやったりしますなぁ




オート三輪トラックや昔の給油機も登場ですねん


左の車両は復元途中の森製作所製の機関車ですわ
これまた将来が楽しみですな



こちらは15インチの足尾のフォード
みたちおもしろ機械工房さんの製作ですわ
こちらも人気者でしてん

15インチ足尾のフォード
ガソリンカー祭のあと
東京の有名なところにも遠征してましてん



製作途中の写真を初公開ですわ

シャーシ部分の製作中
フォードが初めて自走した時の模様ですな
2人がアクセルとクラッチを手分けして操作してますねん

シャーシがほぼ完成した時点の試運転ですな
運転席は仮設ですわ
その昔、バスシャーシの陸送でこんな姿がありましたなぁ

キャブをシャーシと合体するところですな

まだボンネットは完成していない頃の試運転ですわ



足尾歴史館では4月から11月の第一土曜日に「足尾のフォード」を運行しています
おとな350円の足尾歴史館入館料で当日は何度でも乗車することが出来ます



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