2009年2月 大阪の鉄チャン 塘路 で大はしゃぎ!

(くしろ海底力モニター見学会&体験会 その2)


塘路(とうろ)ですわ、北海道蒸気機関車系の鉄チャンには有名な所ですな
JR北海道の釧路と網走を結ぶ釧網(せんもう)線にある駅ですねん
ここでは冬場にC11型蒸気機関車が牽引する客車列車が走ってるんですわ
今日も「くしろ海底力モニター見学会&体験会」ですさかい、撮影地までバスで案内して貰えるっちゅうことですな
地方私鉄は大好きやけど蒸機撮影は苦手な大阪の鉄チャンには有難いですわ



先ずは機関車の基地である釧路運輸車両所を出区する姿を捕らえましてん
今日の牽引はC11207ですわ、大きなヘッドライトが左右に2ケ付いるのが珍しいですな、霧の多い地区ならではの装備ですねん
その姿から「蟹」とか呼ばれるらしいんですけど、私には漫画もーれつア太郎に出てくる「べし」に見えますわ

煙モクモクは格好よろしいですな



さあ、いよいよ塘路ですわ、雪は本降りになってまっせ〜


蒸気機関車撮影のポイントは何ちゅうても煙ですな、煙が少ないと迫力ある写真になりませんな
煙が多いのは駅の発車直後とか登り坂の直前とかですわ、ここは塘路駅を発車した直後の直線で煙は期待できる筈ですねん

今日はSL冬の湿原号の現役ベテラン機関士さんもここに撮り鉄しに来てはりますねん、今日の師匠ですねん
前日の夜の交流会で撮影のポイントとかコツとか実際の運転での苦労話をたくさん聞かせて頂きましてん



どうやら塘路駅に停車中ですな、シーンとしてますわ
林の向こうに黒い煙が見えてますわ、ウキウキしますな
とりあえずピントの最終チェックをせんとあきません
オートフォーカスやと手前の雪を拾ってピントが
ハズレるかも知れませんな、ここは置きピンしまひょ


「ボ〜ッ!」 
今、塘路駅を発車しましたわ、見えて来ましたな
いよいよでっせ、もうウキウキがワクワクに変わりましたわ
露出の最終確認!、シャッター速度ヨシ!、絞りヨシ!
真っ白な中に真っ黒な機関車やさかい露出難しいですな


静かな雪原にドラフト音が響いて来ましたわ
エエ煙が立ってますな、煙に合わせアングルを微調整
毎度のことやけど緊張してきましたなぁ
ワクワクが心臓ドキドキに変わってきてまっせ


もうそこまで来てまっせ、失敗は許されまへん!
バッチリ決めんとアカン、そんな使命感から
いつの間にか心臓ドキドキが心臓バクバクになってますわ
もう興奮状態ですねん



     来た〜〜っ!!


もうちょい!、もうちょい!、慌てたらアカン!、よっしゃ!、今や!、悴んだ指で必死にシャッターを切りまっせ
C11が「ドッ!ドッ!ドッ!」っと力強いドラフトで目の前を駆けて行きましたわ
私の心臓も「ドッ!ドッ!ドッ!」、これって適度な刺激なんかそれとも体に悪いんか分かりまへんわ
エエ煙ですなぁ、 これまた冬の北海道らしい写真に仕上がりましたわ
煙と湯気で後ろの客車が見えませんわ、まぁ新しい形式の客車やさかい隠れるのも良しとしときまひょ




最後部にはこれまた懐かしい緩急車、ヨ3500が連結されてますねん
デッキに出ることも出来るみたいですな
右手のカメラマンさん達はみんな海底力ツアーのお連れさんでっせ

撮った後、一気に寒さが凍みてきましたわおお!、さぶ〜!




雪と蒸気機関車の組み合わせは最高ですわ
白黒写真に仕上げてみたらこの通り、冬の厳しさが更に伝わってきますなぁ

これは標茶(しべちゃ)駅の入線シーンですねん、跨線橋に鉄チャンが鈴なりですな
停車直前ですけど煙をたくさん出してくれてますわ、これはきっとサービスですやろな




同じく跨線橋から見たワンシーン
ヘッドマークが隠れたC11とヨ3500の組み合わせ
ここだけを見たら、「今から40年前に撮影しましてん」、言うても通用しそうな情景ですな



梯子を掛けて消防ホースで給水中ですな


石炭も補充してはりますねん



 さぁ「SL冬の湿原号」に乗りましょか! 標茶から釧路まで1時間少しの旅ですわ

この日は乗客全員に乗車記念スルメが配られましてん
乗車記念券とか記念オレンジカードとかは知ってますけど
記・念・ス・ル・メ でっか!?

そのスルメは、と言うと・・・
なんと客車内に石炭ストーブがあるんですわ
つまり、そこで炙って食べまひょ、っちゅうことですな

火力が弱いでっか?、ほなら石炭足しまひょか?
これは車掌さんの仕事ですねん


(注:車掌さんは北海道の人なので「でっか?」とか
「しまひょか?」みたいな大阪弁は言いません)

チビッ子の長靴と靴下、中まで濡れたんでっしゃろなぁ
でもストーブのお陰で良う乾きまっせ
大丈夫、足の臭いなんて全然気になりまへん
焼スルメの匂いが車内に充満してますさかいに
香ばしいですな、もう呑まんとやってられませんわ!




これもツアーの目玉のひとつ、特別な計らいで帰区した機関車の整備風景を間近で約1時間じ〜っくりと見学
まさに生きている蒸気機関車ですな
釧路機関区は一般には一切公開されていませんので、くれぐれもお問い合わせ等なさらぬようにお願いします
(海底力モニター体験会参加時に撮影)



今回も、「冬のSLと石炭のマチ・釧路 〜SL冬の湿原号撮影・乗車と釧路の石炭産業・鉄道名所を体験する3日間」
くしろ海底力 モニター見学会&体験会 で  大はしゃぎ! ですわ

この日も「釧路臨港鉄道の会」の皆さんが撮影地やSL列車の車窓を案内してくれはりましてん
なかなか雪景色の中の蒸気機関車を撮れる機会はありませんなぁ、前から1回は撮ってみたいと思うてたんですけど
今回はその願いも叶えてくれはりましたんですわ、有難いことですわ



トップページにもどる マップにもどる