2008年2月 大阪の鉄チャン 茂内 で大はしゃぎ!


「茂内」って書いて「しげない」って読むんですわ、秋田県は大館市
JR奥羽本線の大館駅を起点とする貨物専業の小坂製錬小坂鉄道ちゅう鉄道がありますねん
タンク貨車を仰山連結して、ディーゼル機関車が三重連で走るのが有名ですねん
そこの途中駅に「茂内」っちゅうところがあるんですわ
最近は貨物の輸送が減ってるっちゅう噂を耳にしましてん



先ずは朝一番の除雪列車、北国の冬の風物詩ですな
新型のモーターカーが雪を掻き分けス〜ッと走って行きましてん
このあと走ってくるであろう長大貨物列車の為の線路点検も兼ねてるんですわ

ところがどっこい、この後、ずっと待ってんのに貨物列車が来ませんのや
「今日の午前のスジは運休!!」  「お〜っ!!ショック!!、何たるちチア、サンタルチア〜」




んで、おまけに午後の上りのスジこそは長大貨物編成を! と思いきや機関車1両だけの単機回送ですわ
旧国鉄のDD13形に似てるんですけど小坂オリジナルで赤い塗装ですねん、格好よろしいなぁ
せやけど、でっせ、やっぱり機関車は後ろに客車とか貨車をつないでへんと寂しいですわ、残念ですわ
とりあえず、この列車の折り返しに期待しまひょ




下り列車はタンク貨車を引き連れて走って来たんですけど、期待してた三重連牽引とちゃいますねん、機関車は1両ですねん
そらそうですわ、さっきの上りが機関車1両やったから、その折り返しは当然ながら機関車1両ですねん
そもそもこの鉄道は小坂鉱山の銅の製錬で副生成物として発生する濃硫酸を運搬してたんですな
最近、硫酸が発生せえへん新しい炉が完成したんですわ、でそのうちに運ぶモンが無くなる思うて今回撮りに来たんですわ




この路線は勾配があるんすな、せやからディーゼルの煙を吹き上げ、轟音を響かせながら走るんですわ
格好エエですなぁ、三重連やったらもっとエエのになぁ〜、ホンマ残念ですわ
実は既にこの時には貨物列車の減便が始まってたんですな、もっと早うに行っといたら良かったんですけど




てっきり3月末までは三重連貨物列車がジャンジャン走るもんやと思うてましてん
雪と絡めて撮影しに行こか、なんて欲張ったんがあきませんでしてん、大失敗ですわ
普段からコツコツと積み重ねていかなアカン、人生にも鉄チャンにも言えますなぁ




ここ、小坂鉄道では今なお腕木式の信号が使われてますねん、全国的にも貴重ですなぁ
腕が地面に水平やったら「とまれ」、斜め下を向いたら「すすめ」ですねん
アナログチックですなぁ




これが通票授器、通過中の機関車からタブレットを受けるための装置ですわ
機関士が放り投げたタブレットキャリアがこの螺旋をクリクリクリと舞い降りるんですな
これもめっきり見んようになりましたなぁ、何やタイムスリップしてきたような気になりますわ




小坂町総合博物館 郷土館っちゅうのんがありますねん
ここには昔の小坂駅を復元した駅舎、昭和初期まで活躍した蒸気機関車と貴賓車
1994年まで旅客営業を行なってた当時のディーゼルカーとかが保存されてますねん
鉱山トロッコもあった筈ですねんけど、腰以上に積もった雪に埋もれて見えませんでしてん




2008年3月、運輸局に小坂鉄道の事業休止届が提出されましてん、今はもう走ってませんねん
一応は休止ですねんけど、これから先の再開には厳しいモンがありますな
このままひっそりと消えてしまうんでっしゃろか?

結局、三重連は撮れずじまい・・・・
正直なとこ、大はしゃぎ!、とまではいきませんわ、中はしゃぎ!くらいですわ



トップページにもどる マップにもどる