2002年12月 大阪の鉄チャン 高松 で大はしゃぎ!


高松の郊外を走る高松琴平電鉄、通称「ことでん」は、
諸般の事情により厳しい経営環境に置かれてますねん
でも頑張ってはります。出改札の女性職員の爽やかさも並大抵のもんとはちゃいます
その「ことでん」が12月中旬に旧型電車まつりを開催しはりましてん
ちょっと前まではコトデンゆーたら旧型電車の宝庫と言われてたんですが
最近は新車導入(言うても他社のお古ですが)で体質改善が進み
旧型電車はもっぱら脇役、控え選手に回ってましたんや
それがこの一週間に限り、62+67号車の廃車を記念し
真っ昼間にレギュラーとしてジャンジャン走ったんですわ



今回の主役はこちら、1926年生まれの67号車、
宮城電鉄→国鉄仙石線を経て1953年に高松に来た古豪ですわ。
1972年に大改造したんですけど、その時に木造車体に忠実に鋼製化したんで
年代に似合わずえらい無骨な姿になって、それでも今まで活躍してたんですわ
ところが遂にこの電車にも引退の時が迫って来たんですな
引退興行のために車体の色をこれまでの標準やった肌色/朱色のツートンから、
昔の肌色/茶色のツートンに戻してこの僅か一週間だけ走ったんですわ。
これはこれで落ち着きのあるエエ色ですなぁ。




67の相方がこの62ですわ 同じ60系を名乗ってるんですが素性は全く別モンです
67に比べたら改造年次は古かったのにエラいスマートな車体なんですわ
何でや言うたら1953年にその時の最先端のデザインに大改造したからですわ
なんと生まれは1913年 京浜電鉄、東急を経て高松に来ましてん
細長い顔つきとデコのヘッドライトをちょんまげに見立てて
「志村けん電車」と呼んでる人が居てます。
この電車もこの12月に、いよいよ引退ですわ。

後ろは白山、讃岐平野にはこんな丸っこい山がたくさんありますねん。




まつりの後半には「さよなら」のヘッドマークがつきましてん




60系3兄弟の次男65号は現行塗装でまだまだ活躍中
パンタグラフ側が先頭になって走るのは珍しいらしいですわ




このほかにも、この一週間、旧型電車が走りまくりましてん!!



この325号はコトデン開業当時からの生え抜き電車で1926年生まれですわ
この色が現在のコトデンの標準塗色ですわ(近々替わるらしいんですが)
325って番号書いてあるんですが形式は3000系っちゅうんですわ
形式よりも車番の桁が小さい言うところはあんまり見たことありませんなぁ
 おまけに元から5両しか居らへんのに 300,315,325,335,345っちゅう
けったいな番号の付け方して、電車ぎょうさん持ってる様に見せかけてるんでっしゃろか




120 は1926年生まれの1000系
車番の付け方は3000系と同じですわ
格好も3000系によう似てます
廃車が進みあと1両になってしまいましてん
500は1928年生まれの5000系
1000,3000系に比べて後尾灯が窓上にあるので
イメージがちょっと変わりますなぁ
こっちもあと1両が残るだけですわ





この20系は最近は朝のラッシュ時に増結車としてちょこっと顔を見せる程度
元は大阪鉄道(現 近鉄)の1925年生まれ
同型式で昼間に3両編成になることは何年ぶりのことでっしゃろか スマートですわ
思い返せば昨年の12月、愛好家団体の電鉄倶楽部さんプロデュースで
この電車が2両編成で真っ昼間に走り回ったイベントがありまして、ごっつい好評でしたんや
今回の大イベントはそのバージョンアップ版とでも言えますわなぁ。

えらい雨でしてんけどカメラ抱えた人大勢いましたで。暗うて絞れんからピン浅ですわ。




30系は京浜急行からやって来た昭和7年生まれの電車。
30系や言うのに車番が27やて、おかしいでっしゃろ?
まず31,32・・・と番号振っていって38までつけてましたんや、
んで、このままいったら当たるやろう40台を忌み嫌うて逆に20台に遡ったんですわ
せやから27は20台やけど20系とは全く違うモンですわ
貫通扉の増設とかで京急のイメージは若干薄れたんですが、
窓の大きいところなんかは優雅でよろしいでんなぁ。
京急カラーにでも復活させたら間違い無く東京からファンが大勢押し寄せまっせ。
高松では14両いた仲間も今では2両のみ、最後の一踏ん張りっちゅうところですかなぁ。





820系は琴平線用の大型車で1942年生まれ
元は豊川鉄道、国鉄飯田線、宇部線、福塩線をへて高松入り、俗に言う買収国電ですな
1976年に車体更新をして、前と後ろで全然違う顔をしてますねん

普段は朝ラッシュ専用ですねんけど、まつり中は大活躍



750系はは1953年製 海峡向こうの備南電鉄〜
玉野市交通局からやってきましてん
3両いた仲間も今はこの1両のみ
コトデンは1形式1両っちゅうのが多いですなぁ
私ら楽しいですけど 保守大変ですやろ
1063型、三重県の三岐鉄道から来ましてん
元は3扉やったんで今もその名残がありますなぁ
スマートな車体なんですけど旧性能車ですわ
そやから旧型電車まつりの一員ですねん
もっぱら朝の増結専用、去就気になりますわ



どこかで見たことのある、そう、阪神顔ですわ
阪神では高加速のジェットカーやったんですが
高松に来て低性能化されてまいましてん、トホホ
前面のライト際の引通し線は清水アキラが目尻に
セロテープ貼ったモノマネみたいですな
これは1960年生まれのコトデンのオリジナル電車
ロマンスシート装備の急行専用車でしてん
阪神電車とは全然関係ないんですが、
ヘッドライト2コをおデコに埋めると、あら不思議
阪神顔の出来あが〜りぃ〜




まつりのクライマックスは買収国電のペア運行


買収国電ちゅう言葉はあんましエエ響きやないですわな
明治以降、一部私鉄の国有化が行われ、線路だけでなく車両も国に買収されたんですわ
コトデンにもいろんな経緯をたどってやって来た買収国電出身が3両おりますんや
そのうちの1両67号が廃車されることになって、最初で最後、その3両がペアを組んで走ったんですわ

こうやって見たら長尾線専用の67はちいちゃいですなぁ




ペア運行の相棒は820(820系)+810(8000系)
丸いグローブ型ベンチレーターがずらっと並ぶ電車も減ってきましたなぁ



最近の電車はこんな感じですわ


旧型電車を駆逐しつつある高性能電車
1080系は京浜急行から来ましてん
真っ赤からこの色に塗り替えると
はい田舎電車の出来上がり
名古屋からきた小さな電車は元々
某倒産百貨店のイメージカラーでしてん
んで「包装紙走ってきた」言われてますねん
不吉な色やからもうやめますねん




新生ことでんのイメージキャラクター
「イルカのことちゃん」を描いた「お遍路号」
今後の長尾線の標準カラーになりますねん
そやけど、どっかで見たことのある雰囲気・・・・
これはコトデンとはちゃいます
福井県を走る京福電車のチャマゴン号ですわ
「ことちゃん号」に雰囲気は似てまっしゃろ
こっちが先輩、描かれたキャラクターの数も多い!




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色んなお風呂が楽しめて仮眠もできまっさ
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