2000年5月 大阪の鉄チャン 立山 で大はしゃぎ

立山砂防工事専用軌道 って
知ってはりますか?


富山県、立山の麓を常願寺川ちゅうのんが流れてますねん。
その水源は火山堆積物で出来とるカルデラやそうですわ。
そやさかいに大雨が降るとそれが流れ出して下流で氾濫を起こして、
それはそれはえらいことやったそうですわ。
その被害を防がんとアカンゆうことで1906年から
土砂が流出するのを食い止める「砂防工事」が始まったんですな。
その資材を運ぶために1929年に工事専用軌道つまり
「トロッコ」が走り始めましてん。
今も人目に付かんところで細々と走ってますわ。
最近流行の観光用のトロッコとは違うて国の防災事業でっしゃろ
持ち主は国土交通省で一般人には乗るどころか、
そばに寄ることさえ出来まへん。

許可を得て撮影する機会がありましたんで、ご覧くだはれ。




千寿ヶ原、立山砂防工事事務所車庫の前に勢揃いした機関車ですわ
ちいさいけど逞しい、まさに工事用の機関車ですな




人間の大きさに比べて機関車小さいでっしゃろ
レールの幅も普通の鉄道の半分しかありませんねん
山の中をこんな線路が続くんですわ





一番下に材木を積んだ貨車の編成、
そのちょっと上の方には砂利を運ぶ貨車の編成
その上には人間を運ぶ編成が見えてまっしゃろ

そうあの高い所まで登って行くんですわ




急な斜面やさかい「スイッチバック」言うて前進後進を繰り返して
斜面を少しずつジグザグに登るんですわ
終点に着くまでに40回以上進行方向が変わるそうですわ

下の列車は前向いて、上の列車は後ろ向いて走ってますねん





トロッコの世界では人を運ぶ車両を客車とは言わず
「人車(じんしゃ)」っちゅう風に呼ぶんですわ
満員でっせ、ちょっと窮屈そうですなぁ
バック運転は機関士の首が疲れそうですなぁ






このトロッコは標高差600mをトロトロ登りよるんです
まだまだ序の口ですわ





巡回用のモーターカーもありますわ
コイツはすばしっこいでっせ




通常では入られへん所での写真もありますけど、全て許可を得てますねん
砂防事務所へ直接問い合わせとかはくれぐれも遠慮しといておくんなはれ




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